現状把握するための家計簿をつけ、先取り貯金の仕組みを作ったあなたは本当に偉い!
いよいよお金を貯めていきますよ!ここでは貯金の具体的な数字について、そしてお金が貯まる習慣について書いていきます。貯金は手取りの10%から始めて、20%以上を目指しましょう。「え~!でも20%も手取りが減ったら生活できない」と心配になるかと思いますが、そんなことはありません!
そして一生お金に困らないようにするための貯金習慣についても解説していきますよ。
「なりクマ」の平成20年(2008年)の家計簿も公開します!
まずは無理のない範囲で貯金するところから始めよう
まずは無理のない範囲で先取り貯金してみましょう。例えば1万円とかですね。まずはそこから始めて給料日にお金が少なることに慣れていきましょう。また生活してみてここは影響があるかも、というところも確認しましょう。
そして今後改善すべきことがあれば、家計簿を見直したりして、調整していきましょう。
平成20年の家計簿公開!慣れてきたら手取りの「10%~20%」を先取り貯金してみよう
慣れてきたら、『バビロンの大金持ちに』にも書いていたように、10%くらいを目安に貯金していきましょう。20万の手取りであれば、2万円ですね。25万であれば、2万5千円というようにしていきましょう。ここでは「いくらの手取りがあるから、いくらまでなら・・・」という考えではなく、習慣化も視野にいれて、できるだけ機械的に10%という割合で貯金していきましょう。
下は私の平成20年の家計簿です。9月まで1万円で、10月から3万円になっているのがわかりますでしょうか?(当時の記憶も少しあいまいですが)1万円に慣れてきたので、3万円に増やしたのでしょうね。そんなふうに慣れてきたら、割合を増やしていきましょう。
実際手取りの80%~90%で暮らしてみたら・・・
手取りが10%、場合によっては20%減る、ということは今までの生活ができなくなる、と思うかもしれません。ところがそんなことにはあまりなりません。
まずはお金の流れをちゃんと把握していることで、全然意識せず買っていたもので「例えばコンビニで買う水を自宅から持参する」みたい無駄遣いが減っていくくらいで特段ストレスになるようなことがほとんど起こらないはずです。「なりクマ」もそうだったのですが、「あれ、使えるお金が一割減ったとしても、生活は何も変わらないな~」が正直な感想でした。
もちろん無理する必要はありません。「ここは譲れない」というメリハリをつけて快適な生活も確保しましょう
貯金を継続していくことが大切ですので、もちろん無理をする必要はありません。快適な生活を犠牲にしてお金が貯まったとしても、同時にストレスもめちゃくちゃ溜まってしまっては継続することができなくなります。
ストレスと快適さのバランスを考えて、ここは自分が快適に過ごすためのポイントだいうところは節約や制限しない、というのも続けていくためのポイントです。
私の家計簿を見てください。電気代が固定支出になっています。電気は節約することで低く抑えることができるので流動支出でもいいのでは?と考えることもできますが、私はとても暑がりでしたので、エアコンなどは絶対にケチらないと決めていました。
自分の生活のなかで「ここをケチるとストレスが溜まる」というポイントを把握して、そこはちゃんと許してしまう、というのも続けていくためのコツとなります。
大切なことは貯金「額」ではなく、手取りの「割合」です
ここで重要なことは、貯金する金額ではなく、手取りの割合です。貯金を金額で設定してしまうと、その金額を変えない限り、一定の金額しか貯まっていきません。しかし年数はどんどん経過していきます。一定の金額を延々と貯めるより、収入が増えたら貯金額も上がるように設計していきましょう。元となる母数が上がれば、貯金も自動的に上がっていくようにしちゃいましょう。
そうすると、社会でのキャリアや実績に応じて昇給したら、貯金額もどんどん上がっていくようになります。そして生活リズム・生活水準が一定になります。
せっかく給与が上がっているのに、貯めていける金額が全然変わらなかったら、その増えた分がどこかで消費されるということですね。
ボーナスとか臨時収入はどうするべきなの?
収入には給料のように一定に入ってくるものと、ボーナスのように臨時的に入ってくるものがありますね。ではそのボーナスとか臨時的な収入はどう扱うのでしょうか?
そのことをこのブログでかきました。ぜひ読んでみてください。
「私は手取りの80%でも暮らせる」という習慣を得る
あなたの人生はこれからも続いていく!100万円はゴールではなく、単なる通過点!
お金に困らない生き方をしてほしいので、貯金することを期間とかで区切らないようにしましょう。また給与が多くなったら貯金する必要がないよね、と思うのも止めましょう。
100万円を貯めることを目標としてきましたが、100万円貯めたところで、あなたの人生が終わるわけでも、あなたがお金に困らなくなるわけでもありません。
ですので、100万円貯めた!目標達成!じゃ、貯金もここで終わろう、とはならないでください。
せっかくできたこの貯金の習慣をずっと続けていきましょう。
時間を味方につけよう
貯金を継続することは、時間を味方につけることでもあります。時間が経てば経つほど貯金が貯まっていく。なので、どこかで期限を切ったり、区切ったりすることはもったいないことです。
大切なことは貯金ができる習慣(=手取りの80%で暮らせる習慣)です!
手取りの90%から80%で暮らすことができるようになったら、あなたは貯金できる習慣を身につけたことになります。100万円を貯めることは一つの目安であって、目的ではありません。
生活リズムと生活水準を一定に保ちながら、この習慣をずっと継続してみてください。時間も味方になることで、信じられないくらい貯金ができるようになります。
まとめ
- まずは1万円位の無理のない範囲の金額から始めよう
- 慣れてきたら手取りの10%に挑戦してみよう、もし慣れたら20%にしてみよう。
- ここは譲れない(節約しない)と決めて、メリハリをつけて快適な生活を心がけよう
- 100万円を目標してきたが、一番大切なことは貯金の習慣(=手取りの8割で暮らせる習慣)を身に着けたこと。
- この習慣をずっと継続してみてほしい。
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