まずは100万円貯めてみよう!貯金したいあなたは先取り派?余らせる派?貯金したければ、先取り一択です!その理由・根拠を徹底解説します【貯金シリーズvol.2】

お金・貯金

貯金ができないあなたも、まずは100万円を貯められる。
貯金をしたいなら、「先取り貯金」一択です。
なぜ先取りがすることが重要なのか、どのように先取り貯金をするのか、その具体的仕組みまで「なりクマ」が実践していることも含めて徹底解説します。
そして私の先取り貯金の師匠である本田静六「私の財産告白」と100年読まれ継がれるジョージ・S・クレイソン「バビロンの大金持ち」の貯金に関する至言も紹介します!

あなたは余らせる派?それとも先取り派?

前回のブログで現状把握と家計簿という仕組みを作ったあなたは素晴らしいです!
実際に貯金するための流派・方法のことを解説していきます。。

ただその前に、貯金には流派と呼ぶようなやり方、方法が存在します。
それは・・・

余らせる派 
先取り派

あなたは貯金しようと思ったとき、どちらを選びますか?

「お金が余ったら貯金しよう」はほぼほぼ不可能。なぜなら・・・

人の心はそんなに強くないのです!
「余らせる派」と考えたあなた、毎月お金が余ってますか?
そもそも「時間があったら〇〇しよう」とか「暇ができたら○○しよう」とやってみて、できたことがありますか?
なかなか難しいですよね。「なりクマ」もそうでした。
あげくには、「貯金しようと思っていたけど、今月急な飲み会が続いてしまったからしょうがいない」という自分へ都合のいい理由(言い訳)も言ったりしてました。
「貯金したい!」と強く思っていても、なかなかできないものです。こちらでもお金の流れを把握するとともに、「家計簿という仕組みを作りましょう」と言っているのです。
そういう人間の弱さ、自分の弱さもしっかり認識していきましょう。

ちなみに「余ったら貯金はほぼ不可能」といっていますが、「余らせる派」も私の近くにはいます。その人は口座は何もしないで、そのまま余らせて貯まっていく。
口座を分けたり、先取りすることもなく、給料が入るメインの口座にそのまま貯まっていく。もともと物欲があるほうではないのですが、だからといって我慢したり、節約したりするわけでもないのに、どんどん貯まっていく・・・。めちゃくちゃうらやましいですね・・・。

貯金したければ「先取り」一択です!給料日に強制的にお金を移動してしまおう!

貯金したければ、先取りしていきましょう。先取り貯金というのは、給料日などお金が入ったとき、まだそのお金を使う前に一定の額を貯金していく方法です。


「なりクマ」が実践しているのは、「給料日当日に自動で、強制的に、決めた金額を別口座に移動するようにする」です。
「自動で、強制的に、」がポイントですね。給料日当日にすでにあらかじめ決めていた額を別口座に移動してしまうのです。そうすることで、自動的に貯金ができるようになります。
しかもその移動する口座にも仕掛けを作っておきます。
「とにかく引き出すのが面倒な口座に入金してしまう」です。

具体的には・・・
・印鑑が必要
・窓口対応が必要
・手書きの払出請求書が必要
引き出すためには、この3点がそろう、またはこのどれかが必要な口座にあえて・・・移してしまいましょう。ネット銀行の場合はIDや暗証番号をメモした紙を物理的に離れた場所(実家など)に置いてしまいましょう。

この「引き出しにくい口座にお金を移動してしまおう」は、「貯金の存在を忘れよう」というこちらのブログにも詳しく書きましたので、ぜひそちらも読んでください。

このように、(給料日など)お金が入るときに強制的にお金を移してしまい、さらに引き出しにくくすることで、自動的に貯金ができる環境を作ってしまうことが大切です。

「先取り貯金」は先人たちの智慧!お金の貯め方はこの二冊から学べ!

「なりクマ」が今でも実践している先取り貯金ですが、これは先人たちの智慧でもあります。先取り貯金のことや、お金に困らない生き方をしたいとなったときに私に知恵と勇気を与えてくれました。その本も紹介します。ぜひ読んでみてください!

お金の貯め方はこの二冊から学べ!:本多静六「私の財産告白」

本多静六の「私の財産告白」はもはや古典の域になりつつあり、今でも読み継がれています。
お金持ち本としては超・超・超有名ですので、聞いたこともあるかと思います。
そして私にとっても、「先取り貯金の師」とも呼ぶべき存在です。

貯金に関しては、本多式「四分の一貯金法」が超有名です。
『通常の収入が入ったとき、天引き四分の一(25%)を貯金してしまう。さらに臨時収入はすべて貯金して、通常収入増加の基に繰り込む」法である』
本多静六著『私の財産告白』実業之日本社2005年初版P24

まさに先取り貯金そのものです。しかも四分の一(25%)を天引き(先取り)というのもすごいですね。しかもこの本は組織マネジメントや、「どう生きていくか」という人生論などでも多くの示唆を与えてくれる本当に名著です。
「なりクマ」はこの本を読んで、貯金方法から運用方法を学ぶとともに、自分の経営スタイルや生き方にもものすごく影響を受けました。別のブログで「なりクマ」の具体的な貯金金額にも触れていきますが、まさにこのとおり、そのまま、実践してました。

お金の貯め方はこの二冊から学べ!:ジョージ・S・クレイソン[バビロンの大金持ち:The Richest Man in Babylon]

ジョージ・S・クレイソンの「バビロンの大金持ち」(「バビロンの大富豪の教え」)も出版されてもうすぐ100年になる名著中の名著です。この本にも私はものすごい影響を受けています。

貯金に関して、私が衝撃を受けた言葉です。
「とにかく、おのれにまず支払うのだ。」

「金貨は「堅実な者」のもとへみずから進んで、しだいに量を増やすながら流れ込む。「堅実な者」とは、稼ぎの少なくとも十分の一を蓄えにまわし、自分や家族の将来を支える資産を創り出す者をいう」
ジョージ・S・クレイソン著楡井浩一訳「バビロンの大金持ち」実務教育出版

初めて読んだときの「とにかく、おのれに支払うのだ。」という言葉は衝撃でした。そうか、貯金するということは、自分に支払うことだ、自分にまずは支払わなければならなかったのだ、と気づかせてくれました。そしてこの本は、お金を貯めたあとの運用のことも書かれています。

お金を貯めること以外にも、
・貯めたお金を働かせること(運用)
・その働かせたお金をさらに働かせること(複利)
・お金を働かせるにはその道の専門家に聞くこと
・時機を逃してはいけないこと などなどなど。

お金を貯めることとそれをさらに増やしていく仕組みや方法について書かれています。
この二冊は至言(名言)だらけです。
貯金がしたければ、もっといえば、お金に困らない人生を送りたければ、一度は必ず読んでおくべき本です。
このあと私の貯金や運用や事業などを具体的に書いていきますが、私がお金を増やした方法は、まさにこの二冊の本に書かれていることをアレンジしつつも、そのままやってきただけです。
この二冊と合わせて「金持ち父さん・貧乏父さん」も含めた三冊を詳しく解説しているブログもありますので読んでみてください(更新中)。

この次のブログで、いよいよ100万円を目指すために、いくら貯めていくのか、どれくらいなら貯められるのか、「なりクマ」の経験を話していきます。

まとめ

  • 貯金の方法には、先取り派と余らせ派がある。
  • 余らせ派はオススメしない。なぜなら人間の心は強くないため。
  • 貯金を始めるなら、先取り一択。先取り貯金とは収入があったと同時にお金を移動してしまうこと
  • 先取り貯金を実践した先人の智慧を学ぼう。本田静六著「私の財産告白」と「バビロンの大富豪の教え」は先取り貯金の方法はもとより、お金に困らない生き方、人生訓としても組織のマネジメント論としても名著。ぜひ読んでみて!

コメント

タイトルとURLをコピーしました