副業や起業を考える20代男性に向けて、金森重樹さんの「改訂版不動産投資の破壊的成功法」に基づき、労働集約型、知識集約型、資本集約型の3つの事業型について解説します。
・労働集約型は自分の労働力を直接提供する働き方、いわゆるサラリーマンが典型です。
・知識集約型は医師や弁護士など高度な専門知識と資格を活かす働き方です。
・資本集約型は不動産からの家賃収入や株の配当など、その資本そのものが稼いでくれる事業型です。
金森さんはお金持ちになりたければ、早く資本集約型に移行していくことを説いています。
それぞれの事業型について、詳しく解説します。
金森重樹著「改訂版 不動産投資の破壊的成功法」から学ぼう
副業や起業を考えている20代男性の皆さん、こんにちは!
20代の頃の「なりクマ」はお金に困らない人生を送りたいと思っていて、ひたすらいわゆる「お金持ち本」や「自己啓発本」をたくさん読んでいました。今日は、金森重樹さんが書いた「改訂版不動産投資の破壊的成功法」のなかにある、この社会に存在する3つの事業型についてお話しします。これらの事業型を理解することで、あなたがこれからやろうとしている副業や起業に役立ちますよ。
ちなみに金森重樹さんの「借金の底なし沼で知ったお金の味」という著書もめちゃくちゃ勉強になりますよ。無知で借りるお金、そして膨らみ続ける借金、そしてその借金を餌に延々と食い物にされていく、そんなお金の怖さを存分に知ることができます。
労働集約型: 自分の労働力を切り売りする(ほとんどの人がこれ)
労働集約型とは、主に自分の労働力を直接提供することです。今これを読んでいるほとんどの人がこれに当てはまると思います。いわゆるサラリーマンなどはその典型で、会社などどこかの組織に属して、自分の労働力を切り売りして給料を得ていく。
労働集約型はほとんどの人に当てはまる分、代替もきいてしまいます。そのため収入面でも、いわゆる平均的水準を大きく上回ることができません。
知識集約型: 高度な専門知識と資格を活かす働き方
知識集約型とは、専門的な知識や資格を持つことで、高い報酬を得る働き方です。医師や弁護士、公認会計士などがこれに該当します。これらの職業は、その資格を取得するために多大な努力と時間が必要であり人数も限られていて、法律的にもその資格の業務独占(医師でなければ診断できない等)という壁で守られていて、誰でもすぐに参入することはできません。その結果として高い給料が保証されることが多いです。
知識集約型のビジネスは、高度なスキルと専門知識を持つことで大きな付加価値を生み出します。しかし、資格取得のための初期投資や時間が必要ですし、試験に合格する必要もあったりします。ですので、「誰でもできる」というものでもありませんね。
資本集約型: 不動産や株式など、その資本そのものがお金を稼いでくれる
資本集約型は不動産や株式など、その資本そのものがお金を稼いでくれるものです。資本集約型は初期投資が大きくなること多く、多額の資金が必要になるケースがあります(不動産投資でも例えばボロ戸建て投資などは、初期投資を抑えてさらに修繕など改修工事を自分で行う(まさに労働集約型)で費用をかけずに不動産賃貸業を始めることもできます)。
副業なども、始めは自分の知識や手間をかけながら、労働集約型の事業をやっていき、お金が貯めて、そこから資本集約型の事業に進んでいくというのが一つの道となりますね。
金森さんも早くこの資本集約型に移行すべきと説いてますね。
そのためにも、あなたが持っている与信でできるだけ大きく借入をして、資産価値としても高いところ(例えば東京23区など)に、できるだけ大きい物件を買うということを説いていますね。
まとめ
- 労働集約型: 自分の労働力を直接提供する働き方。簡単に始められるが、時間と労力が直接収入になるが、平均水準を超える収入にはなかなかならない。
- 知識集約型: 高度な専門知識と資格を活かす働き方。取得までの努力が大きいが、高収入が見込める。
- 資本集約型: 不動産などその資本そのものがお金を稼いでくれる。
お金持ちになりたければ、知識集約型でもなく早く資本集約型の稼ぎ方に移行すべきというのが金森さんの主張です。「なりクマ」も本当にそうだと思います。
自分が副業を始める際に、どの類型にいてどこを目指すのかという指標にぜひこの区分け方を知っておいてください。
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